「借金返済など中途半端な考えの人はお断り」過酷も高収入で若い世代集結 “マグロ漁船”のリアル「乗ったらやるしかない」

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 佐藤所長は、新人乗組員の採用を担当している。「遠洋マグロ船は今、平均年齢60歳という高齢化が進んでいる。やはり若い人たちに来てもらい、幹部候補生として育って将来、機関長や船長になってほしいと思っている」。

 新人乗組員にも話を聞いた。野崎練太郎さん(22)は「これはマグロを釣るときの縄。僕たちは“ブラン”と呼んでいるが、種類によって沈み方が違ったりする」と話す。直径10cmほどの針に、イカなどの餌をくくりつけるが、「魚の引っ掛かりが弱いと、パーンと飛んできたりする。顔とかに当たると、めちゃくちゃ痛い」という。

 こうした苦労があっても、「結婚して赤ちゃんもいるため、自分も頑張らないといけない。船頭もやってみたいため、それまで頑張っていきたい」と意気込む。

1回の航海は約10カ月、漁がある日は15時間以上マグロを釣り続ける
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