将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)が12月14日、準公式戦の「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2025 決勝戦」に西軍代表として出場。東軍の中村太地八段(37)を破り、年内最後の公開対局を白星で締めた。
本棋戦は、『将棋ファンの皆様に喜んで頂く棋戦』をコンセプトに2021年に創設された。藤井竜王・名人、中村八段はファン投票で東西トップの得票数で決勝戦へ出場。東西人気トップ同士が激突した一戦に、大きな注目が集まっていた。
西軍が4連勝で迎えた第5局を担った藤井竜王・名人。後手の中村八段の誘導で横歩取りの戦型から非常に激しい戦いとなったが、藤井竜王・名人が一方的に攻める展開となった。終盤以降はすさまじい切れ味で後手を圧倒。瞬く間に寄せ切り、勝利をもぎ取った。
「私自身も控室でドキドキしながら見ていました」




