12月14日に行われた「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2025」。ファン投票で選ばれた東西のトップ棋士4名が激突するリレー将棋は、エキシビジョンの枠を超えた“伝説の一局”となった。
東軍は中村太地八段(37)と羽生善治九段(55)、西軍は藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)・豊島将之九段(35)という超豪華メンバーが集結。初手から1手20秒未満、1人5手交代という過酷なルールながら、盤上は公式戦さながらの緊張感に包まれた。途中、作戦タイムでは笑顔で談笑する場面も見られたが、終盤戦は対局者も痺れるほどの熱戦に。最後は“打ち歩詰め”を利用して詰みを逃れる劇的な結末で、東軍が勝利を掴み取った。
「御三方に別の世界に連れていっていただけた」




