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 対局後、中村八段は興奮冷めやらぬ様子で語った。 「指しながら感動していた。御三方に別の世界に連れていっていただけた。最後は打ち歩詰めで逃れていたというのは奇跡的な感じがして、羽生先生と(前日に参拝した)明治神宮に守られている感じがした。ちょっとビックリしました。負けそうな展開でしたが、奇跡的に助かっていたということで、最後のその図を作ってくれたのは羽生先生だったので、後ろで見ていて感動していた」

 ペアを組んだレジェンド・羽生九段も「終盤の入り口は負けなのではと思っていたが、最後の最後、打ち歩詰めで逃れていたのはラッキーだった」と安堵の表情を見せた。

 ABEMAで解説を務めた木村一基九段(52)も「押したり引いたりが面白かった。端からの踏み込みで“残っている”というのは、いろんな勝負を潜り抜けてきた人たちの戦い方」と絶賛。視聴者からも「見応えあったな」「楽しめました」「中村先生の熱さいいね!」「ガチなのマジでいい!」「さすが百戦錬磨の羽生さんですね」「素晴らしい踏み込みだった」「4人だから作れた一局」と、名局に酔いしれる声が相次いだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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