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【映像】増田八段VS斎藤六段 注目の一戦
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 将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント・挑戦者決定二番勝負第1局が12月16日、東京・千駄ケ谷の「将棋会館」で行われ、前期挑戦者の増田康宏八段(28)と斎藤明日斗六段(27)が現在対局中だ。変則二番勝負を制し、藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、棋聖、王将、23)への挑戦権をつかむのはどちらか。

【映像】増田八段VS斎藤六段 注目の一戦

 来年2月に開幕予定の棋王戦五番勝負進出をかけた挑戦者決定二番勝負は、前期と同じ増田八段と斎藤六段のカードとなった。

 増田八段は、前期の棋王戦が初のタイトル挑戦に。藤井棋王との対戦は0勝3敗で終えたが、再挑戦への準備は整っている。今期は挑決トーナメントからの参戦で、高見泰地七段(32)、吉池隆真四段(21)、糸谷哲郎八段(37)、斎藤六段に勝利し、挑戦者決定戦へ進出した。

 一方、斎藤六段も挑決トーナメントからの出場で、2018年度の挑戦者だった広瀬章人九段(38)、佐々木大地七段(30)、伊藤匠二冠(叡王・王座、23)に勝利。勝者組決勝戦で増田八段に敗れたものの、敗者復活戦に回ると再び伊藤二冠を破り、挑戦者決定戦へ勝ち上がった。

 両者の公式戦対局は全4局で、増田八段の3勝1敗。なお、挑戦者決定戦は変則二番勝負で実施され、挑戦を獲得するには勝者組優勝者の増田八段は1勝、敗者戦勝者の斎藤六段は2連勝が必要となる。

 注目の一戦を制するのはどちらか。持ち時間は各4時間。振り駒で先手番は斎藤六段に決まり、戦型は相掛かりとなった。

増田八段、斎藤六段が注文した昼食メニュー
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