早すぎる役満テンパイに、打っている本人以上に放送席や視聴者が大興奮だった。「大和証券Mリーグ2025-26」12月19日の第2試合でセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)が、南2局に役満・四暗刻の大チャンス。放送席からは「きたー!」「どうだ!?」と声が響き、ファンからも快挙達成の瞬間を待ち望む声で盛り上がった。
茅森といえば、大量にいるプロ雀士の中でも「天才」と呼ばれる数少ない者の一人。独特な感性の持ち主で、その打牌選択により高打点のアガリが大量に生み出されることから平均打点も高め。いつしか「打点女王」と呼ばれ始めてもいる。
そんな天才かつ打点女王らしさが存分に出たのが親番・南2局だ。茅森は2万4900点持ちの3着目から上位を狙うところだったが、配牌は自風の東をはじめ、北、三万、九万と対子が4組。赤五万もあり仕掛けて混一色にしても十分に満貫が狙えるチャンスだった。
急激に育った茅森の手Mリーグ 日程
12月22日(月)
12月23日(火)




