その後も一進一退の攻防が続き、南4局では三浦とわずか100点差の2着目で逆転を狙う展開に。高宮はこの局、ペンチャンターツを払いタンヤオへ一直線。四万のポンから仕掛け、ソウズを伸ばしてイーシャンテン。安全牌は持たずに戦う高宮を、解説の元セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)は「目一杯に構えるのは勇気がいりますからね」と見守る。その後、カン3索をチーして4・7筒待ちでテンパイした高宮。多井からリーチがかかったが、1牌もツモらせることなく先に4筒をツモ。タンヤオ・赤2の4000点で逆転トップを収めた。見事な戦いぶりに魚谷は「強かったなあ…」と脱帽した。
試合後はオーラスの興奮が冷めやらぬ様子で、「リーチが入ってドキドキしていたので、『やったぁ!』という感じでした。テンパイできたので、『これはもう最後まで押すかな』と心を決めたところでリーチが来ました。気持ちの籠った打牌を見せる前にツモれてよかったです」と振り返った。
カワイイが過ぎるMリーグ 日程
12月22日(月)
12月23日(火)



