スポーツにおける「ずる賢さ」は悪か?世界で勝つためのメンタリティ 鄭大世氏「汚い手を使っても勝利は経歴」ウルフアロン氏「結果を出した後に道のりが注目される」

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■ウルフアロン氏「ルールを最大限に使って勝つのがスポーツ」

ウルフアロン
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 柔道100キロ級の五輪金メダリストウルフアロン氏も、この「ずる賢さ」を「戦略の一部」として肯定する。柔道には「指導」という反則があるが、彼はそれを勝利のために巧みに利用してきた。「試合がラスト30秒で、こちらが『技あり』のポイントでリードしている場面で、相手の技で投げられそうになった時、わざと相手の足を持って『足持ち』の指導もらうこともある。そこで投げられたら負けだから。指導のルールを利用して勝負をすることは、僕には戦略の一部」。

 ウルフ氏は「ルールを最大限に使って勝つのがスポーツ」と断言する。第一線で戦うトップアスリートとして、「フェアプレーでやらなければ勝てたのに、(ルールを守り)それで負けるのが一番ダサい」という勝負哲学を展開した。 

 ソフトボールの五輪金メダリスト・三科真澄氏も競技特性の中で「見えない駆け引き」が存在することを明かした。「本当にギリギリのラインで、審判を騙すとか相手を騙すとか、そういう雰囲気を持ってグラウンドに立つことはあった。本当はタッチしていないけどタイミング的にはアウトだから、雰囲気的にさっと(タッチしたように見せて)逃げて顔でアピールすることもあった」。

■「親たちは子どもに聖人君主であってほしい」
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