「北九州の恥晒し」から「世界が認めたデザイナー」へ “ド派手成人式”の仕掛け人・池田雅氏が世界で喝采を浴びるまで…行政も認めた大逆転劇の舞台裏

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■“ド派手成人式”に批判殺到、行政も自粛を求める

ド派手衣装を依頼した宮地大河さん
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 年が明けるとメディアはこぞって北九州へ。強い絵が撮れる「成人式」があるためだ。北九州の成人式の特徴は、とにかくド派手な衣装。この日のために1年前からお金を貯めて、フル装備数十万円でオーダーメイドする新成人も少なくない。

 実際に新成人に話を聞くと「1年前くらいから(準備していた)」「リーゼントとか全部含めたら45〜46万円。お金は泣きながら働いて払いました」と明かした。

 そんな新成人たちの晴れ舞台をプロデュースするのが、ド派手衣装を生み出した元祖・貸し衣装店「みやび」だ。新成人は「絶対、雅。マジで雅おすすめ。社長、良い人すぎる。俺らが言ったことは全部叶えてくれる」と信頼を寄せる。

 成人式の前夜は毎年一晩中、灯りが消えない。店内は、数時間後に控えた成人式の着付けで熱気ムンムン。多くが、1年前から打ち合わせを重ね、この日、念願の衣装に腕を通す。新成人らは「成人式、ずっと待ってたので、やっとやな」「これで車に乗れるかどうか不安」と話した。

 新成人たちの夢と希望を一手に引き受けデザインするのが、この店の店長でもある雅氏。北九州市の新成人たちにとってカリスマ的存在だ。

ド派手成人式の原点となった「全身レインボー」の衣装
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