一方、同1回戦では、青嶋七段が服部七段との大熱戦に174手で勝利。二転三転の激戦を制した青嶋七段は、「中盤のあたりでこちらが無理をして動かされ、自信のない展開になった。混戦にして良くなったかと思ったが、終盤の寄せで間違えてしまい急所が見えなくなってしまった。最後は負けていないことを祈るような展開だった」とコメントした。
解説の黒田六段は、「青嶋七段得意の四間飛車穴熊に服部七段も居飛車穴熊で迎え撃ち、序盤から細かい駆け引きが続きました。捌き合った局面は先手が少し模様が良さそうに見えましたが、青嶋七段の指し回しがうまく、114手目一段金と絡んだあたりはいつの間にか後手が食いつきに成功していそうでした。その後も順調に後手が攻めを続け、勝利は目前かと思われましたが今度は服部七段が腕を見せる番でした。141手目の最善を尽くした頑張りからの勝負術が素晴らしく、受けなしに見えた先手玉が息を吹き返しました。最後の最後までどちらが勝つか分からない終盤戦で、見どころ満載の一局だったと思います」と総評した。
午後2時から同会場で行われる2回戦では、ベスト4進出をかけて伊藤二冠と青嶋七段が激突する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で、優勝賞金は750万円。前年の第18回優勝者は近藤誠也八段。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





