<大相撲初場所>◇九日目◇1月19日◇東京・両国国技館
前頭五枚目・玉鷲(片男波)が、13歳年下の前頭七枚目・欧勝馬(鳴戸)を寄り切りで下した。
41歳の大ベテランが土俵際まで追い込まれながらも見せた驚異的な粘り腰と、そこからの大逆転劇に、館内からはどよめきと大歓声が沸き起こった。
立ち合い、右四つに組まれた玉鷲。若さで勝る欧勝馬の圧力に押され、土俵際いっぱいまで後退した。俵に足がかかり、万事休すかと思われた瞬間、玉鷲は驚異的な足腰の強さを発揮。行司溜まり付近で胸を合わせて欧勝馬の寄りを耐え凌ぐと、一瞬の隙を突いて逆襲に転じた。渾身の力で押し返し、最後は体を入れ替えて力強く寄り切って白星を掴んだ。
この熱戦に、ABEMAで解説を務めた元関脇・琴勇輝の荒磯親方も興奮を隠せなかった。決着の直後、「凄い!凄いわ!凄い!凄い!」と思わず連呼。「基本的に玉鷲関は押し相撲ですよね? このがっぷり四つからの力比べで残して押し返しましたからね」と、普段の押し相撲とは異なる展開での勝利に驚愕した様子を見せた。
「この体勢から寄れるんだな」感嘆の声2026年1月場所 10日目
更新日時:2026/01/19 20:47
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



