将棋の第11期叡王戦本戦トーナメント2回戦が1月21日、大阪府高槻市の関西将棋会館で行われ、藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)と千田翔太八段(31)が現在対局中だ。熱戦の最中、突如として出現した“優雅なひととき”がファンの視線を釘付けにした。
将棋は、1日の対局で体重が数キロ減るとも言われる過酷な「頭脳スポーツ」。体を動かす競技並みにエネルギー消耗が激しいことでも知られる。第6期から菓子メーカーの不二家が主催する同棋戦では、棋士の栄養補給を支えるため、対局室に「お菓子ボックス」が設置されているのが特徴だ。
通常、タイトル戦以外でおやつタイムが大きく注目されることは稀だが、この日は千田八段の“ある行動”が話題をさらった。千田八段は皿を手に対局室へ戻ると、ボックスから数種類の袋菓子をピックアップ。そのまま口に運ぶのではなく、丁寧に個包装から取り出し、一つひとつきれいに皿へ並べ始めたのだ。その几帳面かつ優雅な所作は、張り詰めた真剣勝負の場に一瞬の和みをもたらした。
対局中とは思えない優雅な光景




