2026年2月、いよいよミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックが開幕します。
雪と氷の祭典で、日本選手団はこれまでに数々のドラマを生み出してきました。1928年の初参加以来、日本が獲得したメダルの総数は冬季大会だけで計76個(金17、銀29、銅30)にのぼります。
本記事では、記憶に新しい2022年北京大会の最新結果(フィギュア団体銀メダル確定反映)から、伝説の長野五輪、そして日本人初のメダルまでを網羅しました。
歴代の英雄たちの記録を振り返り、来るべき熱狂に備えましょう。
目次
- 【2022北京】最新の冬季オリンピック日本人メダリスト一覧
- 【大会別】歴代・冬季オリンピック日本人メダリスト全記録
- 【競技別】日本が得意とする種目とメダル獲得数
- 数字で見る冬季五輪の日本人レジェンドたち
- 次は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会へ
【2022北京】最新の冬季オリンピック日本人メダリスト一覧
日本選手団が冬季史上最多となる18個のメダルを獲得した北京大会。
スノーボード平野歩夢選手の最高難度技や、スピードスケート高木美帆選手の圧倒的な力走が日本中を沸かせました。
また、大会後にフィギュアスケート団体の順位繰り上げが確定し、日本は「銀メダル」獲得という歴史的な快挙を達成しています。
北京2022 メダリスト一覧
| メダル | 選手名(チーム名) | 競技・種目 |
|---|---|---|
| 🥇 金 | 小林 陵侑 | スキージャンプ 男子ノーマルヒル |
| 🥇 金 | 平野 歩夢 | スノーボード 男子ハーフパイプ |
| 🥇 金 | 高木 美帆 | スピードスケート 女子1000m |
| 🥈 銀 | 高木 美帆 | スピードスケート 女子500m |
| 🥈 銀 | 高木 美帆 | スピードスケート 女子1500m |
| 🥈 銀 |
日本代表 (佐藤 綾乃、高木 菜那、高木 美帆) |
スピードスケート 女子チームパシュート |
| 🥈 銀 | 鍵山 優真 | フィギュアスケート 男子シングル |
| 🥈 銀 |
日本代表 ※ (宇野昌磨、鍵山優真、樋口新葉、坂本花織、三浦璃来&木原龍一、小松原美里&小松原尊) |
フィギュアスケート 団体 |
| 🥈 銀 | 小林 陵侑 | スキージャンプ 男子ラージヒル |
| 🥉 銅 | 堀島 行真 | フリースタイルスキー 男子モーグル |
| 🥉 銅 | 冨田 せな | スノーボード 女子ハーフパイプ |
| 🥉 銅 | 宇野 昌磨 | フィギュアスケート 男子シングル |
| 🥉 銅 | 森重 航 | スピードスケート 男子500m |
| 🥉 銅 | 村上 右磨 | スピードスケート 男子500m |
| 🥉 銅 | 渡部 暁斗 | ノルディック複合 男子ラージヒル個人 |
| 🥉 銅 |
日本代表 (渡部 暁斗、渡部 善斗、永井 秀昭、山本 涼太) |
ノルディック複合 団体ラージヒル |
| 🥉 銅 | 坂本 花織 | フィギュアスケート 女子シングル |
| 🥉 銅 | 村瀬 心椛 | スノーボード 女子ビッグエア |
※Check Point:
フィギュアスケート団体は当初3位(銅)でしたが、他国選手の失格に伴い順位が繰り上がり、銀メダル獲得が正式に確定しました。
【大会別】歴代・冬季オリンピック日本人メダリスト全記録
ここからは、歴代大会のメダリストを新しい順に振り返ります。
あなたの記憶に残る「あの名場面」を探してみてください。
2010年代〜(平昌・ソチ・バンクーバー)
羽生結弦選手の連覇や、スピードスケート女子の躍進が目立った時代です。
■2018 平昌(韓国)
日本は金4、銀5、銅4の計13個を獲得。小平奈緒選手とイ・サンファ選手のレース後の抱擁は、国境を越えた友情として称賛されました。
| メダル | 選手名 | 競技 |
|---|---|---|
| 🥇 金 | 羽生 結弦 | フィギュアスケート |
| 🥇 金 | 小平 奈緒 | スピードスケート |
| 🥇 金 | 高木 菜那 | スピードスケート |
| 🥇 金 | 女子団体(高木菜那、美帆ほか) | パシュート |
| 🥈 銀 | 宇野 昌磨 | フィギュアスケート |
| 🥈 銀 | 平野 歩夢 | スノーボード |
| 🥈 銀 | 渡部 暁斗 | ノルディック複合 |
| 🥈 銀 | 高木 美帆 | スピードスケート |
| 🥉 銅 | 原 大智 | フリースタイルスキー |
| 🥉 銅 | 高木 美帆 | スピードスケート |
| 🥉 銅 | カーリング女子(ロコ・ソラーレ) | カーリング |
■2014 ソチ(ロシア)
羽生選手がアジア人初の男子フィギュア金メダルを獲得。スキージャンプのレジェンド、葛西紀明選手の銀メダルも大きな話題となりました。
- 金: 羽生 結弦(フィギュア)
- 銀: 葛西 紀明(ジャンプ)、渡部 暁斗(複合)、平野 歩夢(スノボ)、竹内 智香(スノボ)
- 銅: ジャンプ男子団体、小野塚 彩那(スキーHP)、平岡 卓(スノボ)
■2010 バンクーバー(カナダ)
浅田真央選手とキム・ヨナ選手のライバル対決に世界が注目。高橋大輔選手が日本男子フィギュア初のメダルを獲得しました。
- 銀: 浅田 真央(フィギュア)、長島 圭一郎(スピード)、女子団体パシュート
- 銅: 高橋 大輔(フィギュア)、加藤 条治(スピード)
1990年代〜2000年代(トリノ・ソルトレイク・長野)
■2006 トリノ(イタリア)
日本勢が苦戦する中、荒川静香選手が「イナバウアー」で魅せ、日本フィギュア史上初の金メダルをもたらしました。
- 金: 荒川 静香(フィギュア)
■2002 ソルトレイクシティ(アメリカ)
清水宏保選手が長野に続き銀メダルを獲得。里谷多英選手も2大会連続の表彰台に上がりました。
- 銀: 清水 宏保(スピード)
- 銅: 里谷 多英(モーグル)
■1998 長野(日本)
自国開催で日本中が熱狂。「日の丸飛行隊」の金メダルや、里谷多英選手の日本人女子初金メダルなど、数々の伝説が生まれました。
| メダル | 選手名 | 競技 |
|---|---|---|
| 🥇 金 | 船木 和喜 | スキージャンプ |
| 🥇 金 | 男子団体(岡部・斎藤・原田・船木) | スキージャンプ |
| 🥇 金 | 清水 宏保 | スピードスケート |
| 🥇 金 | 里谷 多英 | モーグル |
| 🥇 金 | 西谷 岳文 | ショートトラック |
| 🥈 銀 | 船木 和喜 | スキージャンプ |
| 🥉 銅 | 原田 雅彦 | スキージャンプ |
| 🥉 銅 | 岡崎 朋美 | スピードスケート |
| 🥉 銅 | 清水 宏保 | スピードスケート |
| 🥉 銅 | 植松 仁 | ショートトラック |
1990年代以前(アルベールビル・札幌ほか)
- 1994 リレハンメル: 荻原健司選手率いるノルディック複合団体が金メダルで連覇達成。
- 1992 アルベールビル: ノルディック複合団体が悲願の初金。フィギュア伊藤みどり選手が銀、スピード黒岩彰選手が銅。
- 1972 札幌: 日本初開催。ジャンプ70m級で笠谷幸生選手らが表彰台を独占し「日の丸飛行隊」の名を轟かせました。
- 1956 コルチナ・ダンペッツォ: 猪谷千春選手がアルペンスキーで銀。これが日本人初の冬季五輪メダルです。
【競技別】日本が得意とする種目とメダル獲得数
日本のメダル獲得数を競技別に見ると、圧倒的に強い「お家芸」が見えてきます。
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スピードスケート(計26個)
- 高木美帆選手、清水宏保選手、小平奈緒選手ら、多くの世界的名選手を輩出。
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スキージャンプ(計14個)
- 札幌、長野、そして北京での小林陵侑選手と、世代を超えて強さを発揮しています。
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フィギュアスケート(計13個)
- 近年急激にメダル数を伸ばしており、男女シングル・団体ともに世界トップクラスの実力です。
数字で見る冬季五輪の日本人レジェンドたち
記録の面から「すごい日本人選手」をピックアップしました。
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個人の最多獲得メダル数:高木 美帆(計7個)
- 金2、銀4、銅1を獲得。スピードスケートのオールラウンダーとして圧倒的な実績を誇ります。
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日本人初の金メダリスト:笠谷 幸生
- 1972年札幌大会のスキージャンプで獲得。日本中を歓喜の渦に巻き込みました。
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最多出場レジェンド:葛西 紀明
- 計8回のオリンピックに出場。「レジェンド」の愛称で世界中から尊敬されています。
次は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会へ
2026年2月6日、イタリアのミラノ・コルティナダンペッツォで第25回冬季オリンピックが開幕します。
北京で活躍した若手選手の成熟に加え、新たなスターの誕生も期待されます。
過去の歴史を知った上で観戦すれば、次回のオリンピックはもっと熱く、もっと楽しくなるはずです。選手たちの新たな歴史的瞬間を、一緒に応援しましょう。


