では、194キロを出している側はどうか。日本交通事故調査機構の佐々木尋貴氏は、「時速194キロで(止まるには)230メートルくらいかかる。計算上は。例えば230メートル手前からヘッドライトが見えたとして、その位置を、今その車が交差点内にいるものなのか、交差点よりも遠くにいるものなのか、そういった区別は、夜間に230メートル離れてしまうとわからない」と解説する。
実際、被告は、右折してくる小柳さんの車を視認できていなかったと証言している。スポーツタイプのドイツ車を手にいれ、乗り回していたという容疑者。納車から40日間で4000キロ走った上で起こした事故だった。
佐々木氏は「自分が車の性能に乗せてもらっている認識がない。自分が他の車よりも速く走れるとか、自分の技術が他の人よりも速く走れるという錯覚に陥ってしまう。そういう人たちは(スポーツカーに)乗るべきではない」と指摘する。
遺族らが署名活動を展開
