将棋の第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第2局が2月21日、石川県金沢市の「北國新聞会館」で行われ、藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、棋聖、王将、23)が挑戦者の増田康宏八段(28)に114手で勝利し、シリーズ成績を1勝1敗のタイとした。熱戦が続く第3局は、3月1日に新潟市の「新潟グランドホテル」で指される。
19年連続の棋王戦開催となった「北國新聞会館」での対局で、藤井棋王が見事な白星を飾った。
本局は先手番の増田八段が矢倉を目指したが、藤井棋王が急戦を志向。序盤戦では穏やかな駒組みとなったが、解説者の木村一基九段(52)も「不思議な将棋」とうなったように、相掛かりのような展開へと進行していった。
開幕局を制した増田八段はこの第2局でも先にペースを握ったかと思われたが、ねじり合いの中で思うようにリードを拡大できず。めまぐるしく形を変えていく中、増田八段は玉の堅さを活かして攻撃に出たが、角銀交換から玉の広さを強みとする藤井棋王が流れを引き戻してみせた。
一度つかんだチャンスは逃さない。藤井棋王は激しい攻防戦の中でも的確に先手へ迫り、緩急自在の指し回しでリードを拡大。そのまま冷静に押し切った藤井棋王が、シリーズ初勝利を飾った。
藤井棋王、増田八段の終局後のコメント




