さらに杉本六段は「普段は気迫を内に秘めるタイプで自然体。でも、今朝は気迫を感じた」と証言。その後も「開始1時間くらいでかなり前傾姿勢。普段よりも期するものがあるのかもしれない」と、序盤からの異例の“戦闘モード”に舌を巻いた。
現在、ALSOK杯第75期王将戦七番勝負と第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負の二つの防衛戦に臨む藤井棋王。過密日程に追われる中で、今期は王将戦で1勝3敗、棋王戦でも開幕戦黒星と苦戦を強いられている。同時期に行われた「第19回朝日杯将棋オープン戦」では3年ぶり5度目の優勝を飾っており、決して不調と言える状態ではないものの、“絶対王者”の成績に並んだ黒星に心配の声が多数寄せられていた。
藤井棋王が魅せた“空白の1分間”には、ABEMAの視聴者からも「聡太にしては珍しい」「ためが長い」という驚きの声に加え、「忙しすぎるから心配やね」「疲れがあるんだろ」「聡太も気にしてるんだろうなあ」と過密日程を案じる声や、「元々ものすごい負けず嫌いらしいからな」「応援あるのみ」といった熱いエールが殺到した。
天才の闘争心に火がついたのか、はたまた極限の疲労か。いずれにせよ、みなぎる気迫で白星をもぎ取った藤井棋王。熱を帯びる第3局以降の盤上からも目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





