結婚した後の名字を巡っては、これまで「選択的夫婦別姓」や「旧姓の通称使用の拡大」が議論されてきたが、衆院選で大勝した高市総理は法務大臣らに「旧氏の単記も可能とする基盤整備の検討を進める」よう指示した。国会でも、次のように述べている。

「全部の省庁、都道府県など地方自治体、それから公私の団体、民間事業者に至るまで、本人が希望して通称として旧氏を使いたい場合にはそれを幅広く認めていこう、それが利便性につながっていくということで、すでに旧氏を通称として使用されている方の、より利便性を高めることを考えている。マイナンバーカードや運転免許証などの、厳格な本人確認に用いられる書類については、戸籍上の氏と旧氏の併記を求めるという検討は当然、必要になる」(高市総理)

 こうした中、“ウソみたいな本当の婚活”として発表された「同氏婚」。画期的なアイディアだが、番組でハレバレンサーを務める、ハーバード大学の医学部准教授・内田舞氏は次のように指摘する。

「パーティー案としてはとても楽しいものだと思う。しかし、本来は人生の大きな選択である結婚と、特に女性には自分の苗字を手放すことが同義のものとして語られる現状自体は、すごく残念な話だと思う」(内田舞氏)

「旧姓の単記」案、高市総理の狙いは?
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