■ なぜ新宿・トー横なのか?
池袋や渋谷といった他の繁華街ではなく、なぜ新宿・トー横なのか。トー横歴約2年の20歳のゆうたぐさんは、「新宿にいるグループは精神疾患を抱えている子も多いと感じる。同じ悩みを持っていると共感を得られ、落ち着く。健常者とは分かり合えない連帯感がある」との見方を示す。
トー横歴1年、16歳のゆうさんは、以前は路上にいる若者たちを「迷惑な奴らだ」と嫌っていたが、SNSで出会った友人の紹介で通い始めた。実際に接してみると「性格的にはみんな優しくて、相談に乗ってくれる。辛いことを経験しているからこそ、その人にしかわからないことがあって、すごくいい街だと思った」と、自身の抱える悩みへの理解者がそこにいたことを明かした。
トー横歴2年半、猫山さんも「親に認められないことが、東横のキッズには分かち合える」と同調。こうした家庭環境や精神的な境遇の近さが、若者たちを引き寄せる強い「磁力」となっている。
■ 「真っ向から否定しないで」 大人たちへの訴え
