オーストラリアで開催中のAFC女子アジアカップ2026は、グループステージを終えて3月13日からいよいよ決勝トーナメントがスタート。2大会ぶりの優勝と2027年ワールドカップ出場権獲得(上位6か国)を目標にするなでしこジャパン(日本女子代表)の最新布陣と序列を、準々決勝、準決勝、そして決勝を見据えて改めて整理する。
第1戦でチャイニーズ・タイペイ代表を2-0、第2節でインド代表を11-0、第3戦でベトナム代表を4-0で下したグループステージ3試合のなでしこジャパンは、ニルス・ニールセン監督が事前に「中2日で試合が続くグループステージは、選手のコンディションを見ながらローテーションで回していく」と語っていた通り、積極的なターンオーバーを採用。23人のフィールドプレーヤーで出番がなかったのは、怪我で途中離脱となったDF石川璃音(エヴァートン)、コンディション不良と見られるMF松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)の2人だけで、唯一の3試合連続スタメンだったキャプテンのMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)もインド戦とベトナム戦は前半だけでベンチに退いた。
4-3-3の基本システムでポジション別に整理すると、まずGKは、ここまで2試合フル出場の山下杏也加(マンチェスター・シティ)がやはり一番手。第2戦でスタメンだった平尾知佳(グラナダ)が二番手、21歳の大熊茜(INAC神戸レオネッサ)が三番手という序列で、残り3試合も基本的には山下にゴールマウスを任せるだろう。
最終ラインは、2試合フル出場の高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)が今大会のいわば柱。コンビを組むCBは、チーム最年長35歳の熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)が153分、古賀塔子(フェイエノールト)が135分、南萌華(ブライトン)が117分間とプレータイムを分け合ってきた。石川離脱で引き続きこの4人で回すしかないが、相手のレベルが上がる決勝トーナメントはスピードなど個人能力が最も高い古賀の出番がさらに増えるのではないか。
中盤は長野、長谷川、谷川がファーストセット
