谷川、宮澤、松窪は特長が異なる
読めないのが、その相棒だ。今大会は谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン)と宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)がプレータイムを分け合っており、コンディション不良で出遅れた松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)も準々決勝でゴラッソを決めるなど調子を上げてきた。ゴールセンスに優れた谷川、崩しはもちろんビルドアップの質も高い宮澤、俊敏性と運動量が魅力の松窪と3人の特長が異なる中、ニールセン監督は誰に先発を託すのか。注目される。
3トップは、準々決勝で温存された浜野まいか(トッテナム)、そのフィリピン戦でついに大会初ゴールを奪った田中美南(ユタ・ロイヤルズ)、そして崩しの核である藤野あおば(マンチェスター・シティ)というトリオが有力だ。ただ、準々決勝の後半は藤野を右ウイング、千葉玲海菜(フランクフルト)を左ウイングに置く新基軸がすこぶる機能してもいた。頭からこの形を選んでくる可能性も捨てきれない。
ちなみに、ここまで挙げた山本、千葉、宮澤、松窪に加え、スーパーサブ起用が多い中で大会最多の5ゴールを挙げている植木理子(ウェストハム)、4ゴールの清家貴子(ブライトン)、フィジカルの強い土方麻椰(アストン・ヴィラ)と攻撃陣のカードはかなり豊富。今大会はCFを2枚並べる中盤フラットの4-4-2も試しており、ゴールが欲しい場面での戦術的ソリューションも広がっていることもポジティブな材料だ。
スタメンはもちろん重要だが、一発勝負のトーナメントではスーパーサブたちの活躍も極めて大事。はたしてニールセン監督は日韓戦でどんな采配を振るってくるか。大注目の準決勝は3月18日の日本時間18時にキックオフ予定だ。
(ABEMA de DAZN/AFC女子アジアカップ2026)

