「高安は“行ってもいいぞ”という感じだった。豊昇龍が…」“25秒”にらみ合い直前の気になる動きを識者が指摘 横綱が2敗を死守で“荒れる春場所”大混戦

大相撲
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 するとその後、睨み合いながら腰を下ろした豊昇龍と高安は、立ち合いを開始しそうな雰囲気に。まだ時間前だったが館内は静まり返り、高安は今にも立ち上がりそうで、ABEMAで解説を務めた元前頭の天鎧鵬は「行きそうじゃないですか?」と手に汗握った。手をついて集中して睨み合う両者。だが豊昇龍は立とうとせず、藤井アナは「高安は“行ってもいいぞ”という感じでした。豊昇龍が拳をさっと戻しました」と語った。

 両力士は手をついたまま25秒にわたる睨み合いを繰り広げた。気迫に満ちた光景に館内のボルテージは最高潮に。藤井アナは「大相撲は時間いっぱいになる前に立っても構いません。1回目の仕切りから立ってもいいわけです。かなり火花が散りましたが、制限時間いっぱいです」と補足すると、「昭和3年から制限時間が設けられました。最初は制限時間が幕内で10分ありましたが、今は目処として4分です。その前は制限時間がなかったですから、1時間以上仕切っていた相撲もありました」と説明した。

 制限時間いっぱいとなり、ついに激突した豊昇龍と高安。まずは立ち合い高安がもろ手で当たり、唸り声を上げながら前に出ていった。強烈な攻めに豊昇龍は引いてしまったが、残して最後は引き落としを決めて高安を下した。過去の対戦成績で負け越していた豊昇龍は“天敵”高安を下し、2敗を死守して悲願の横綱昇進後初の優勝へ向けて前進した。敗れた高安は5敗目となる黒星を喫した。

 25秒にわたる壮絶な睨み合いに、視聴者も「やんのか」「高安行く気あったな」「にらめっこ」「気合い入ってるね!」「アツすぎ」「恋が芽生えそう」「目で会話する2人」と大興奮となっていた。

 なお十一日目の取組では、関脇・霧島(音羽山)は前頭十枚目・豪ノ山(武隈)を突き落としで下して1敗を死守。豪ノ山は2敗に後退した。前頭五枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)は大関・安青錦(安治川)をはたき込みで下して2敗をキープ。幕内優勝争いは霧島が1敗で単独トップに立ち、2敗で豊昇龍、琴勝峰、豪ノ山の3力士が追う混戦模様の“荒れる春場所”となった。十二日目には豊昇龍と霧島の直接対決が組まれている。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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2026年3月場所 9日目

更新日時:2026/03/16 19:11
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
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