立ち合い、豊昇龍は鋭く左を張っていくと、相手の出足を制し、そのまま琴勝峰を抑え込むようにして鮮やかにはたき込んだ。勝ち名乗りを受け、軍配の上に乗せられた分厚い懸賞の束を両手で鷲掴みにする横綱の姿に、視聴者からは「えぐい量だな」「これぞ横綱の証」といったコメントが相次いで寄せられた。
実況の清野茂樹アナウンサーは取組前、豊昇龍が十二日目までに290本の懸賞を手にしていたことに触れ「とんでもない数ですよね。1700万超えるんです」と、そのスケールの大きさを紹介。さらにこの取組には40本の懸賞がかけられたことも補足した。横綱はこの白星で計330本の懸賞を手にしたことになる。
今場所は地方場所として過去最多の2724本の懸賞申し込みがあり、力士別1位は宇良の215本、2位に大の里(208本)、3位高安(132本)に続き、豊昇龍も123本で4位と人気ぶりを見せていた。なお、昨年夏場所からセキュリティー面を考慮し、土俵上で受け取る現金は1枚あたり3万円から1万円に変更されているが、力士の手取り額が1本当たり6万円(残りは後日振込)であることに変わりはない。
今日の結果を受け、優勝争いは1敗を死守した関脇・霧島(音羽山)が単独トップとした一方、霧島を星一つの差で追っていた琴勝峰が結びで豊昇龍に敗れ3敗に後退。明日十四日目の取組で霧島が勝てば、令和五年十一月場所以来、自身3度目となる幕内優勝が決まる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年3月場所 9日目
更新日時:2026/03/16 19:11
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
