右SBはフィジカル重視なら高橋はな
そのニールセン監督は今大会、過密日程もあり積極的なターンオーバーを敷いてきた。唯一の5試合連続スタメンだったキャプテンの長谷川唯(マンチェスター・シティ)もフル出場は初戦だけで、怪我で途中離脱したDF石川璃音(エヴァートン)を除く登録メンバー25人全員を起用。とはいえ、このファイナルはもちろん疲労や戦術面を考慮しながらベストメンバーで臨むはずだ。
システムはこれまで通り4-3-3の採用が濃厚。GKは守護神の山下杏也加(マンチェスター・シティ)、CBはデュエル勝率で大会トップ93%を記録している古賀塔子(フェイエノールト)と準決勝でさすがの対応力を見せたベテランの熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)、左SBは攻守のバランスに優れた北川ひかる(エヴァートン)だろう。古賀と熊谷は173cmと日本のフィールドプレーヤーで最も大柄であり、高さ対策的にもベストコンビだ。35歳である熊谷の回復がイマイチとなれば、172cmと高さは遜色ない南萌華(ブライトン)が入るか。
注目は右SB。相手のフィジカル能力を考えると、CBでも起用でき対人に強い169cm・67kgの高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)のほうが、160cm・47kgの清水梨紗(リヴァプール)よりもベターに見える。ただ、高橋は準決勝でフル出場して上下動を繰り返しており、一方で清水は86分からの出場と疲労度が少ない。コンディション面を含めながらニールセン監督がどう判断するか。
インサイドハーフとCFの人選はどうなる?
