<大相撲三月場所>◇十四日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ
後続力士に星2つの差をつけ、単独トップを走る1敗の関脇・霧島(音羽山)が大関・安青錦(安治川)に敗れて2敗に後退。しかし、結びの一番で豊昇龍が琴櫻に敗れて4敗に後退。千秋楽を待たずに2023年十一月場所以来となる自身3度目の幕内最高優勝を果たした。悲願の“大関返り咲き”を大きく手繰り寄せ、Wの歓喜で花を添えた。
十四日目に星を伸ばせず12勝2敗とした霧島は、先々場所、前頭二枚目で11勝(敢闘賞)、先場所は関脇で11勝(敢闘賞)と着実に勝ち星と実績を積み上げ、今場所は明日の千秋楽を残して12勝。大関昇進の目安とされる「三役の直近3場所で33勝」に対し、現時点で計34勝と上回った。“三役3場所”とあるが、今場所十二日目には、横綱・豊昇龍(立浪)を撃破しており、その内容と実績から、2024年五月場所以来となる大関復帰の可能性が高いとされている。
その霧島とは対照的に、初土俵から16場所、朝青龍の25場所を抜いて年6場所制となった1958年以降初土俵(付け出しを除く)の力士で最速での横綱昇進に挑んだ安青錦は中日までにまさかの5敗。早々に綱とりの希望が潰えたが、自身負け越しまで1つも負けられないこともあり、大関としての意地を見せ、千秋楽にカド番回避の望みをつないだ。
◆霧島鐵力(きりしま・てつお)
本名:ビャンブチュルン・ハグワスレン
生年月日:平成8年4月24日(29歳)
出身地:モンゴル・ドルノドゥ
身長:186センチ 体重:149キロ
得意技:左四つ・寄り・投げ
初土俵:2015年五月場所
新十両:2019年三月場所
新入幕:2020年一月場所
新三役:2021年十一月場所
大関昇進:2023年七月場所
最高位:大関
(ABEMA/大相撲チャンネル)

