「食べられない=死」の決断を迫られる家族の苦悩…20年前に祖母の“胃ろう”を拒んだ当事者「本人の意思がわからない中で決断するのは非常に悩んだ」

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■ 20年前に「つけない」決断をした家族の葛藤

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 20年前に祖母(享年92)の胃ろうの判断を迫られた、ベネケア訪問看護センター代表の足立拓也氏は、「つけない」決断をした。祖母はアルツハイマー型認知症を患い、食事を飲み込むことができなくなっていたという。

 「胃ろうをしないということは、栄養が入らないため命が絶たれることを意味する。看護師として知識はあったが、本人の意思がわからない中で決断するのは非常に悩んだ」(足立氏)

 事前に話し合えるタイミングはなかったのか。「当時はなかった。今でも事前に話せている患者さんはほぼおらず、家族が本人の思いを推定して悩み抜くしかないのが現状だ」と答えた。

■医療現場に潜む「訴訟リスク」と「制度の歪み」
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