■構造的な転換と「節約モード」への判断
一方で、エネルギー安全保障について、玉木氏は「1970年代のオイルショック時よりも、現在の方が中東依存度が高い。この半世紀、何をやっていたのか。日本が持っている発電能力を最大限発揮できるよう、原発のフル活用も含めた用意をしないといけない」と主張した。
また、今後の対策について、「エネルギー補助金の財源も無限ではない。1カ月で1兆円弱かかる可能性もあり、補正予算を組まなければすぐに枯渇する。アメリカの戦争継続に関する期限などを見極め、長期戦になるのであれば、少しずつ需要を抑える『節約モード』にお願いベースで入っていかなければならない」と指摘した。
玉木氏は情報の伝え方について「電気に関しては、例えば東京ガスなどはLNG(液化天然ガス)をオーストラリアやマレーシアなどから調達しており、中東に頼っていない。中東の影響を受けていない発電体制もある」と述べると同時に、海外で行われている節約策については、「基本的にはIEA(国際エネルギー機関)が出した行動変容を求めて、例えば高速道路の速度を下げるなどの努力を少しずつ積み重ねていくしかないのではないか」と話した。
(『ABEMA Prime』より)
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