【WRC世界ラリー選手権】第4戦 クロアチア・ラリー(4月10日〜12日)
日本人ドライバーの勝田貴元が逆転で2連勝を飾ったWRC(世界ラリー選手権)第4戦は、滑りやすいトリッキーな路面が牙を剥き、トラブルが続出したが、その中でフォードのマシンが危うくコースアウトしかけた衝撃の光景が見られた。
クロアチア・ラリーは、全ステージがターマック(舗装路)で行われるが、農道や林道で他車が走ることでコース上に砂利や泥がたまって滑りやすくなる。ドライバーには路面状況の変化を読んで瞬時に判断することが求められる、想像以上にハードなラリーだ。フォードのジョン・アームストロングは31歳のアイルランド人ドライバー。5年前にジュニアWRCのクロアチア・ラリーで優勝を果たして得意としており、今季が初めてのトップカテゴリーへのチャレンジながら、競技初日からステージ2位や3位を獲得していた。
アームストロングはSS11で2位を獲っていたが、同じコースを走るSS14の前半では右フロントタイヤをパンクさせてしまう。すかさずマシンを修復してコースへ復帰すると、このアクシデントによるタイムロスを挽回すべくひたむきに走っていた。
数名のギャラリーが反射的に後退りする様子も
