「子どもとかみんな巣立っちゃって。心の中が空っぽになったような状態でしょ。4人家族だったんだけど、最初の子が出て行った時に、お皿を4つ用意しちゃったんですよ。いないんだと思って、慌てて1つどけましたけどね」(80代・女性)
「(子どもが)2人いるんですけど、1人は会社に入ってすぐに大阪に転勤になっちゃって。みんな住まいが別々になった時に、なんかホッとはしなかったかな。やっぱりちょっと寂しかったかな。ご飯作るのとかもいっぱい作るのに慣れていたから、急に1人分って作りづらい。いつも3人分を作って、しかも男の子だからいっぱい食べるじゃないですか。買い物もいっぱい買っても結局1人だとそんなにいらなくて。切ってある野菜とかの方が安かったりするから」(60代・女性)
「娘3人なんですけど、上2人は結婚するんで、家を出るっていうのはありましたけど。やっぱり最初はちょっと拍子抜けするような。買うものも3つ買っちゃうみたいな時もあったりしたので」(60代・妻)
「一番下の子は、去年の6月までずっと32年間ウチにいたんですけどね。ずっと一緒にいるんだなっていう感じはしていたので、やっぱり独立したいと言った時はちょっと寂しいなって気持ちはありましたね」(70代・夫)
こうしたリアルな声に対し、内田氏も共感を示した。「やっぱり習慣は何か1つのイベントが起きたことでなくなるわけではないので、いつも通りにやってしまうのはありそうだなとよく想像できた」。
子育ては「人生で一番大きなプロジェクト」“寂しさ”は頑張ってきた証
