■性産業はどうすべき?
中道改革連合の前衆議院議員、酒井なつみ氏は、“買う側”に罰則を科すことに賛成の立場だ。「グラデーションの例えはわかりやすい。前向きにとらえられる時もあれば、トラウマを抱え、うつ病になる女性もいる。そうした人々をなくすために何ができるかを、政治は考えないといけない」。
またセックスワーカーの扱いについては、「声を上げた時に二次被害にあうなどがないように、権利は保護しないといけない。現状で働いている人の人権は守られるべきだ」とした。
性産業はどうすべきなのか。鈴木氏は「西川口のように、トップダウンで一気になくしたこともあった。歌舞伎町も規制が厳しくなったが、その先はどの程度をイメージしているのか。強制売春と自由売春の切り分けは難しく、『見えない意思が働いている自由売春』や『最初は強制だったが、その後は誇りを持っている売春』もある。私はAV女優と同じくらい新聞社に搾取されていたと思う」との考えを示す。
セックスワーカーの立場から買う側の処罰に反対だと主張する「SWASH(スウォッシュ)」代表のげいまきまき氏は、「仕組みづくりが大事だ。つながりがあるとないとでは全然違う。売春防止法をアレンジして、困難女性支援法が作られたが、セックスワーカーが使いやすい状態にはなっていない」との実態を明かす。「私たちは『働くのがいい』と思っているのではなく、『どうすれば個別の問題に伴走できるか』を考えている。1人ではできないことはたくさんある」。
(『ABEMA Prime』より)
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