■「LINEブロックで逃げられる」男女の不均衡
書籍『射精責任』を翻訳した編集者、藤澤千春氏は、妊娠中絶をめぐる男女の圧倒的な不均衡を指摘する。「女性は妊娠から途中退場することはできない。仮に中絶を選ぶにしても、心身のダメージや経済的なダメージ、どこの病院を選んで、どういう決断をすべきか、痛みも全て女性が引き受ける。男性に関しては極端な話、LINEブロックしちゃえばそのまま逃げることができてしまうところに男女の不均衡がある」。
15歳の少女のケースについては、「もちろん赤ちゃんが亡くなっているから、その責任は取らなければいけない。一方で、15歳の子もまだ大人の保護にあたるべき人間だ。どうして社会が支援につなげられなかったのか」と訴えた。
この問題について、「午前0時のプリンセス」の聖秋流(せしる)は、「(赤ちゃんを)施設に入れる選択肢もあると思う。1つの命を亡くしてしまう行動は、犯罪に問われて女性が捕まってしまうが、男性側が状況を知っていたにも関わらず逃げたのなら、確実に男性の責任だと思う」との見方を示した。
■「今すぐにでもペナルティを作るべき」
