政治家の外遊なぜGWに集中?「総理が1回行くと約10年は効果長持ち」今年の外遊に野党が反対しなかったワケ…テレ朝与党キャップが解説

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■なぜ「夏休み」ではなくゴールデンウィークなのか

テレビ朝日政治部の澤井尚子与党キャップの見解
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 ゴールデンウィークに外遊が集中する理由について、これまでに度々外遊に同行取材をしている澤井氏に話を聞いたところ、閣僚や国会議員は国会の審議や答弁への出席義務があり、会期中は国内を離れにくいという。国民の祝日は国会が休会となるため、それが連続するゴールデンウィークが海外に行く絶好の機会になるそうだ。

「日本の国会は特に、基本的には出席することが原則になっている。本会議だけでなく、委員会、答弁調整なども含めると外国に行く暇はないくらい国会日程が詰まっている」

 海外と比べても、日本の総理大臣や閣僚が国会に出席する割合は多いようだ。

「先進国で比べてみても、アメリカやイギリスは国会に発言・出席する日数が年間数日から2週間程度。日本の場合は150日間の実質的な会期が設けられているので、国際的にみても長い期間にはなっている」

 ではなぜ、夏休みや冬休みに行かないのだろうか。

「日本の大型連休はゴールデンウィーク、お盆を含めた夏休み、年末年始があると思うが、お盆や年末年始は政治家が地元に帰っていろいろな会合に出席したりという政治活動ができる期間。その日程もある兼ね合いでゴールデンウィークを選ばれることが多い。また一方で、訪問される外国の方から見ても、実はゴールデンウィークは日本だけの風習で向こうにとってはウィークデーのため会談や会議に参加しやすいことがメリットとしてある」

限られた時間で回る「詰め込み型」外遊の背景
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