「東京は完璧なレッドオーシャン」突然閉院、“夜逃げ歯科”の実態…きぬた歯科院長が警鐘「全額前払いは危険」「極端に安いところは避けて」

(3/4) 記事の先頭へ戻る

 経営が苦しくなると医院は「今すぐ使える現金」を欲しがり、新しい患者から集めた金でいまの経営を回す自転車操業に。実際去年、千葉県では歯科医師の男が患者から現金200万円をだまし取った疑いで逮捕。自転車操業が背景にあったと見られている。

 仮に夜逃げされた場合、払った金は戻ってくるのか。破産申請に詳しい、弁護士法人KTG杉並事務所の木村恒平弁護士は「実際は大多数が泣き寝入り」だとして「基本的に破産手続きを踏んでいく中で、優先的に返済される債権がある。事業をやっていく上で、例えば歯科医院でいえば高額な医療機器のリースだったりとか、場合によっては開業の時に銀行から何千万、何億円という借金をして始めるケースも多い。本当に大きい債権がある。そういった優先的な債権を払っていくと(返金などの)一般債権が後回しにされる。回数券など前払い的性質があるものはトラブルになりやすいというのは実態としてあると思うので、気をつけたほうがいいと常々思っている」と語った。

夜逃げ歯医者の特徴とは?
この記事の写真をみる(9枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る