東2局、黒沢に高打点のチャンス。123の三色同順がほぼ見える形になると、次巡に六・九万待ちでテンパイ。安目でも平和・三色同順・ドラで満貫、高目なら純チャンが付いて跳満という大物手だ。ここで黒沢はダマテンを選択。山に残っていたのは高目の九万だけ。そしてこれを亜樹が掴み、平和・純チャン・三色同順・ドラの1万2000点が決まった。
しかし親番を迎えた東4局1本場、黒沢は佐々木のリーチに満貫を放銃。トップ目を明け渡してしまう。再逆転を果たしたのは南1局。終盤に南と二万のシャンポン待ちでリーチをかけると、鈴木大介から高目の南が出てリーチ・南・赤・ドラ、8000点のアガリが決まった。
決定的な一打が飛び出したのは南2局1本場。序盤からタンヤオを見据えたイーシャンテンとなり、6巡目にドラのカン三万待ちで先制リーチ。苦しい形だが打点は十分。何より黒沢が自ら語る特技は“ドラ引き”だ。幾度となくファンを熱狂させてきた高打点リーチ。三万をツモるまでにそう時間はかからなかった。10巡目にツモった三万を力強く置き、リーチ・ツモ・タンヤオ・ドラの8000点(+300点、供託1000点)が成就。ダメ押しの満貫をツモり逃げ切った。
試合後は「今日がレギュラーシーズンから考えると150戦以上やって最終日。始める時に掲げていた『楽しみながら元気に打つ』という姿を応援している皆さんに見せたいという気持ちでした。今後のことは次の選手に考えてもらうとして、まずは私がトップを取ることができてよかったです」とコメントした。
序盤から積極的な仕掛けで先制し、高打点のダマテンでも見せ場を作った。東2局の跳満については「理想形を見ながら打っていたので、それが実ったのはとてもうれしかったです」と振り返った。最終戦を打つ選手には「長い間積み重ねてきた結果がこれなので、最後は気持ち良く終われるように打ってもらえれば」とエールを送り、ファンからは「黒沢さんありがとう!」「黒沢さん、ナイスファイトです!」「お嬢今期もほんとありがとう」と次々に感謝の声が寄せられていた。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
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二階堂亜樹
勝又健志 -
鈴木大介
下石戟 -
佐々木寿人
佐々木寿人 -
黒沢咲
瀬戸熊直樹



