「スーパーウーマンは真似できない」「コミュニティから排除」女性研究者の道を阻む“見えない壁”の正体

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■低い女性教員比率…「教授職になると極端に低くなる」

 国立大学における女性教員の比率は、家政関係の学部を除いては3分の1以下、工学部に至っては1割にとどまるという。

 女性教員が少ない現状について、中野氏は次のように語る。

「女子学生の割合の低さ以上に、女性教員の割合はさらに低い。職位が上がるにつれて女性の比率は下がり、文系学部であっても、教授職になると極端に低くなるケースが見受けられる」(中野氏、以下同)

 中野氏は著書の執筆に際して、博士課程を修了した男女54人、女性限定公募を行う大学の部局、実際に採用された女性教員などにインタビューを行ったところ、こうしたマイノリティな環境で女性が研究者になる道を歩む上で様々な壁があることが見えてきたという。

「女子学生と同じように、マイノリティであることで被る不利益が明らかになったほか、研究者を目指す過程でライフイベントが壁となっている現状が浮き彫りになった」

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