首脳会談の舞台「天壇公園」が意味するメッセージ
9年前とは違う関係値の中で行われた米中首脳会談。習氏はトランプ氏をある場所へと案内した。北京市内にある世界遺産「天壇公園」、かつて皇帝が五穀豊穣を祈った聖地だ。
1971年、米中国交正常化のためキッシンジャー大統領補佐官が、極秘に中国を訪れ、散策した場所。翌年、電撃的なニクソン訪中実現のお膳立てとなった。断絶していた米中の扉をこじ開けた、その“ゆかりの地”に、なぜ習氏はトランプ氏を招き入れたのか。
人民大会堂での会談では、トランプ氏が「あなたは偉大な指導者です。あなたと同席できて光栄です。友人でいられて光栄です。米中関係はかつてなく素晴らしいものになるでしょう」と発言。
習氏は「両国はライバルではなくパートナーになるべきです。お互いに相手の発展を支え合って共栄共存し、新しい時代の大国の付き合い方をすべきです。2026年が中米関係の未来を切り開く、歴史的で象徴的な年になるよう期待しています」と返した。
トランプ氏 vs 習近平氏の3本勝負
