「世界も驚いた」トランプ氏が訪中で見せた“まさかの行動”「習氏の前で中国を立てるような仕草」「兄が亡くなったことで拒否していたが…」国際政治学者が分析

わたしとニュース
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■「世界もアメリカも驚いた」アルコール嫌いのトランプ氏が“乾杯”

 そして、会談を見守る人々を最もびっくりさせたというのが晩餐会での乾杯シーンだ。

 トランプ氏が乾杯時にグラスに口をつけた様子が、アルコールを一口飲んだのでは?とSNS上を中心に話題になった。

世界もアメリカも驚いたのが、トランプ氏が習氏の手前、アルコールを口にしたこと。トランプ氏は、兄をアルコール依存症で亡くしていて、そこから一切アルコールは口にしないと。周りの人にもなるべく摂取させないくらいかなり厳格にアルコールを拒否した人だったが、今回の会談は経済上の果実を勝ち取らなきゃいけない手前、習氏の前で苦手なアルコールを摂取するほどに中国を立てるような仕草を見せた。中国からすれば、これは国内向けに米中は並び立っているんだと。むしろ並び立つどころか、会談をどちらが主導したかといえば、主催したということを差し引いても相当習氏のペースであった」

 これについて内田氏も、アメリカ国内の状況を踏まえて指摘する。

「アメリカ国内でアルコール問題は決して軽い話題ではなく、トランプ政権内でもヘグセス国防長官やパテルFBI長官など一部の高官について、このアルコール問題が告発されている上、アルコール問題が職務に直接的な影響をもたらしていることが報じられてきた経緯がある。また、お酒を飲めることが強さや男性らしさの象徴といった古い価値観もアメリカ社会にはなお根強く残っているので、政権とアルコール問題を冗談のように語ることはできない状況ではある」

「実際、トランプ氏がどのようなものを飲んでいたか、どのような意図で乾杯に応じたかはわからないが、一方で中国側がトランプ氏の強い権威への憧れだったり、歓迎儀式への反応を非常によく理解した上で、極めて綿密に舞台を設定したことは明らかだと受け止める論調がアメリカ国内でも多く見られた」

SNS投稿に見え隠れする「不安と焦り」
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