■毎日のホルモン注射と早朝の通院…採卵までのリアルな日々
様々な検査を終えるといよいよ実際の採卵に向けた準備期間に。卵子提供先の夫婦の希望で、彼らが住む州のクリニックで採卵をすることになり、2週間ほどホルモン注射を打って卵子を育てるプロセスが始まった。
「クール便で注射の薬が届く。それを決められた時間に自分で打つ。ホルモンの注射を自分で始めてから、何日かおきにクリニックに行く。6時半に行って検査を受けて、卵胞の育ち具合を確認する。家から30分くらい離れたところにあったので、早朝に行って順番を待って検査を受ける作業が大変だった」(Ayaさん)
これを聞いたSHELLYは次のように語る。
「本当に大変……。日本で不妊治療されている方々ももちろんやっていて、仕事にも影響があり、学生だったら学校にも影響があり、そういうことを考えたら、時間あるからふらっと行くということではできない」
さらにAyaさんは、提供先の夫婦が住む州のクリニックで採卵するため、最後の1週間ほどはエアビー(Airbnb)に友人を連れて行って滞在したという。採卵当日は全身麻酔になるため、1人では帰れず付き添いが必要だと言われたためだ。費用は基本的に提供先の夫婦が支払ってくれる形だという。自炊もしながら採卵するクリニックに通う日々が続いた。
採卵のためのプロセスが徐々に進んでいったが、卵子提供のドナー登録をした当初はここまで大がかりなものだとは思っていなかったという。
(『わたしとニュース』より)
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