「原油は8カ月分の備蓄があった。コメは1.5カ月分でいいのか」参政議員が問題提起

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南海トラフ地震が発生したら…速やかな放出の改善策は?

鈴木憲和農水大臣
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 木下議員は続いて「南海トラフ巨大地震が発生した場合、コメ、飼料穀物を生産する水田やコメの乾燥施設、農機具用の倉庫、水利施設そういったものにさまざまな被害が生じる。仮定だが、宮崎などはコメの収穫が早いので、収穫前の7月に最大規模の想定の地震が発生した場合、南海トラフ地震の被災地全体でコメや飼料穀物がどの程度の減収になるか」と質問。

 農林水産省の山口靖農産局長は「南海トラフ津波避難対策特別強化地域の全ての市町村におけるコメの生産量は約29万トン程度です。あと飼料穀物は、例えば飼料用米の生産量で見ますと約2万トン程度ですので、被害の程度にもよりますがこの地域におけるコメあるいは飼料用米の生産でいうと31万トン程度最大で影響が出るものと考えています」と答えた。

 木下議員は「南海トラフ地震が発生した場合、民間備蓄の20万トン程度では足りなくて、おそらく速やかに国家備蓄の放出が必要となるのではないか。現在政府備蓄は東北地方に偏在しているとの指摘もあるが、それでは被災地への速やかな対応もできないし、また昨年のように備蓄の放出に数カ月もかかるということも許されない。昨年の反省を踏まえて政府備蓄をどう分散させるのか、そして放出を速やかに行うことについてどのような改善策を講じているのか」と質問。

 鈴木大臣は「政府備蓄につきましては有識者の皆様からも政府備蓄米の倉庫の偏在、そして配送手配の個別対応、出庫前の品質確認といった課題から供給に時間を要したとのご意見をいただいた。今後南海トラフなどさまざまな災害が当然想定されますので、そういったこともよく踏まえてどんな事態にもしっかりと対応できるような運用改善をさせていただきたい」と答えた。

 木下議員は「ここを具体的に変えていかないと南海トラフ地震が発生した場合でも困っている方を救うことができないと思いますのでぜひ具体的な検討を進めていただくようにお願いいたします」と述べて締めくくった。(ABEMA NEWS)

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