AI時代は先手必勝のはずが…!?新ルール「先手番入札制度」で棋士の個性が爆発 あえて後手番を狙う駆け引きにファンも興奮/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

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【映像】「先手番入札」実際の様子
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 将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」予選Aリーグ第1試合、TDIルシーグ横浜VS九州サザンフェニックスが5月30日に放送された。今大会の開幕戦となった本試合では、新たに導入された「先手番入札制度」が大きな注目を集め、盤外での極限の駆け引きと棋士たちの豊かな個性が浮き彫りになった。

【映像】「先手番入札」実際の様子

 ファンはもちろん、棋士の間でも大きな話題となっている「先手番入札制度」。対局開始前に、両対局者が先手番を得るために削ってもいい持ち時間を「競り」にかけ、高い時間を提示した方が先手番を獲得するルールだ。プロの公式戦では先手勝率が約52%とされているが、昨今のAI研究の進化により、トップレベルやAI同士の対局では70〜80%、コンピュータ同士の対局にいたっては80〜90%が先手勝ちとなる結果も出ている。そのため、現代将棋においては「先手を狙いに行く棋士が多い」というのが事前の見立てであった。しかし、持ち時間5分という超早指し戦ならではの事情も絡み、開幕戦は意外な展開の連続となった。

 注目の第1局では、横浜の斎藤明日斗六段(27)が「(対戦相手が)1月1日生まれだから」と誕生日に準えて12秒を入札。一方、対する九州の古賀悠聖六段(25)は「(自分の年齢が)25歳だから」と25秒を入札した。続く第2局では、後手番を狙う横浜の岩村太朗四段(19)が、初戦で後手番を獲得して勝利した「斎藤先生にあやかって」と同じ12秒を提示。九州の佐々木大地七段(30)は「言われた数字を書く」とチームメイトに決断を委ね、チーム名の“サザンフェニックス”にちなんだ「33秒」で入札を行うなど、遊び心あふれる決断が相次いだ。

「よくわからないので…」「自信ないので…」
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