冤罪出さないために…取り調べはどうあるべき?元警察官「大声出したり、机叩くこともダメ」「基準がどんどん厳しくなってきている」

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■なぜ2回の取り調べが必要なのか? 「人質司法」が抱える課題

亀井正貴氏
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 警察が取り調べをした後に検察が再び取り調べを行う理由について、元大阪地検検事、弁護士の亀井正貴氏は、「警察の調書と検察の調書では意味合いが違う。警察の調書は2号書面と言って、かなり証拠の価値が高い。検事としてもやはり心証を取る必要がある。警察が第一次的に調べた後は、違う観点で主観的な事情を引き出してくるといったことも必要だから、当然取り調べが必要になる」と解説した。

 元裁判官、弁護士の村山浩昭氏も「法律上作成された調書の証拠能力が違うため、検察官が取り調べをしたいという気持ちはよくわかる」と同意する。その一方で、「特捜部の事件のように、供述で事件を作っていくような事件は非常に長時間の取り調べを行う。その中でいろんな方法で自白を引き出すということが試みられており、そこが不適切な行為の大きな原因、問題だと思っている」と懸念を示した。

 また、全体像として「人質司法」の問題を指摘する。「結局、身柄を拘束すること自体が被疑者、被告人に対する異常な圧迫になっている。最初の勾留期間である23日間に耐えられないということで、不本意ながら認めてしまう人もいる。そこで頑張った人ほど身柄拘束されて保釈に出られないという状況もあり、体質的な問題として変えていかなければ、取り調べの方法だけの問題にとどまらない」と語った。

■科学的知識の欠如と日本の「精密司法」
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