■スピード辞任の波紋…「1発アウト」の先にある“家族の再生”
今回、事件発生から辞任に至るまでの流れが非常に早かった点も注目されている。このスピード感と「1発アウト」の現実について、能條氏は次のように指摘する。
「1つは球団側がどれだけ早く火消しをして、自分たちの組織を守るのかという組織としての“防衛的な反応”もあったのではないか。逆にそのスピード感が、監督を支持している人たちからしたら、『なんでそうなっちゃうの?』と長女への怒りに向いてしまった部分もあったと思う」
「こういうことは日本中の家庭で起きていることだと思うが、結局仕事を止めざるを得ず、仕事が無くなってしまったら、その先どう更生していくのか。ダメなことはダメだけれど、「1発アウト」でその後の更生をどう考えるのかもちゃんと話した方がいいと思う」
監督を辞任して終わりではなく、家族の再生を含め、阿部前監督自身とその家族の人生が続いていく現実に、能條氏は「長女、家族へのケアも含めて、ちゃんとなされるといいなと思う」とコメントした。
家庭内で起きる問題の難しさと、一度の過ちで社会的な地位を失うリアル。そこからどのように家族をケアし、立ち直りを支えていくのか、社会全体であり方について考えていく必要があるようだ。
(『わたしとニュース』より)
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