■自己開示とすり合わせ…上司の力を借りるポイント
仕事で成果を出すために、上司の持つ能力を積極的に借りる構図を作るボス・マネジメント。例えばどのような形で取り組めばいいのか、中尾氏は具体例を挙げる。
「営業部で皆で1000万円の売り上げを追いかけているという話があって、部の下に3つのグループがあって、300万・300万・400万円というような目標を追いかけていて、『私の300万円のところだけ、私の力が足りないこともあるんですが、うまく(解決策が)見えません』と。例えば、そこの営業戦略を考えるのを支援してもらうだとか、部長に営業同行してもらって受注確度を上げてもらうのを手伝ってもらうというのはお互いにメリットがある」
上司の力を借りる際、部下側が意識すべきポイントもあるそうだ。
「(自分のスキルで)『これくらいできる』と思っていて、『これくらいやりたいと思っている』という形で自己開示する。ただ、場合によっては自分が思っているスキルと上司が思っているスキルがずれているケースがあるから、それはすり合わせて、『じゃあこれはちょっとまだまだ権限委譲・委任できないからコーチングでやろうよ』とか『援助でやろうよ』とか。場合によっては『指示命令でやろうよ』ということを決める」
「IQよりもEQ」AI時代に求められる部下からのアプローチ
