勝利した伊藤二冠は、「早い段階から1日目から終盤戦のようになり、かなり難解だと思っていたが、しっかり時間を使ってさせたのは充実感のある時間だった」とコメント。次戦に向けて、「良い状態で臨めるように準備したい」と意気込んだ。
一方、藤井王位は「認識のない形になってしまった。激しい展開になってからこちらの玉が薄い形になってしまった。そのあたりの判断が甘かったことが形成を損ねる要因になってしまった」と一局を総括。巻き返しを狙う第2局へ「より難しい局面を続けられるように集中して臨みたい」と語った。
同学年の両者は、タイトル戦では本シリーズで5回目の激突となる。全八冠保持者だった藤井王位の牙城を崩し、叡王や王座を奪取した伊藤二冠のインパクトは将棋ファンの心に深く刻まれている。今春の叡王戦で3連覇を果たした勢いそのままに王位初挑戦を決めた難敵を相手に、藤井王位は次局以降でどのような巻き返しを見せるのか。同学年の最強挑戦者との番勝負は険しい戦いとなりそうだが、反撃を期する今後のシリーズにさらに注目が集まる。
注目の第2局は、7月15・16日の両日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で行われる。持ち時間は各8時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





