「物価高で死にたい、秋葉原事件の伝説に…」富山・殺人予備罪の男(53)を逮捕、惨劇を未然に防いだ“加藤元死刑囚の友人” 相談きっかけは「ABEMAを見て連絡」

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 毛利容疑者が大友氏の存在を知ったのは「ABEMA的ニュースショー」だった。

「ABEMA的ニュースショーに6月に千原ジュニアさんの番組に呼ばれて(取材を受けて)、それを見たっていうことだったんで、秋葉原事件に興味ある人かなとは思ったんだけど、ちょっと内容が内容だから……」

 同番組では、事件発生から18年となる秋葉原無差別殺傷事件を特集。この事件をきっかけに人生を大きく変えた人を取材した。大友氏もその一人だった。 加藤元死刑囚と出会ったのは2003年、仙台の警備会社だった。同じ職場の同僚で友人。退職後もメールや電話でつながっていたが、やがて疎遠に。そんな時、秋葉原の事件は起きた。 2008年6月8日、加藤元死刑囚は歩行者天国にトラックで突入。さらに刃物で通行人を襲い、7人が死亡、10人が重軽傷を負った。

 大友氏が事件とどう向き合ってきたか、そして実名で加藤元死刑囚の知人であることを公表し、それが原因で職場で干されアパートも契約解除になった、それでも事情を抱える人たちと向き合う理由を伝えた。毎年6月8日には事件現場に立ち手を合わせる。そして2023年9月、みずから保護司になった。「加藤の友人」活動では、生きづらさを抱えた人の相談に否定せず同じ土俵で話を聞き続けた。この放送を毛利容疑者は観ていたのだ。

「『ABEMA見ました』は僕の中では多い。無差別殺傷とかピンポイントで特集したりとかするから、やっぱり興味がある人が見る。死にたいって自分に対する矛先の相談が多い。消えてしまいたい。だから他者に対して殺したいっていう衝動は本当に100人に1人ぐらいの頻度。まずその時点で珍しくて、深く聞いてくと、何か自分を秋葉原の加藤のような人間でって語る人が多くて」

毛利容疑者と大友氏のやり取り
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