久々の凱旋ディナーショーで見せた「プロの姿」
取材から3カ月、山川が挑むのは、地元・三重でのディナーショー。がんを公表してから初めての凱旋(がいせん)で、これまで見せなかった表情だった。地元のファンはどう受け止めてくれるのか、不安は消えない。
会場ではスピーカーの位置などを確認。実際に席に座り「これだったら大丈夫」と語るなど、プロフェッショナルな姿があった。
隼也さんは「本当は山川につきっきりが良かったんですけど、こっち側(進行)もやらないといけないので」とのこと。大手事務所とは違い、1人何役も。“坊主”と呼ばれるマネージャーが、父の凱旋を支える。
がんを患って以来、連続して歌えるのは30分が限界。休憩中は後輩たちがステージをつないでくれる。
開演1時間前、リハーサルが終わった控室で、満足できない様子の山川を見かけた。「握手ができなくなっちゃったね。楽しみにしてたんだけど。(指先を見つめて)またこれ、手が切れてきている。こういう小さいのがすげえ痛い」。
ディナーショーでの握手は、重要なファンサービス。マイクはどうにか持てる。でも、ファンとの握手は難しい。「傷口が開いちゃったりするとね……」。髪のセットですら痛みが襲う。「頭にもできてんだよ。ブツブツが」。
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