81回目の終戦の日を迎えるにあたり、自民党の古賀誠元幹事長が取材に応じた。太平洋戦争で父親を亡くし、幼少期に終戦を迎えた古賀氏は、これまで反戦や平和、そして靖国神社に関する問題に深く情熱を注いできた。憲法9条の意義や現在の高市政権に対する懸念、そして天皇陛下の靖国神社ご親拝実現に向けた思いについて、率直な胸の内を語った。
5歳で迎えた終戦
81年前の8月15日、当時5歳だった古賀氏は「記憶にないけれども記憶にあるという、不思議な思い出」としてあの日のことを生涯忘れられないと振り返る。2歳の時に父親が赤紙で召集されて出征し、父親の記憶はない。物心ついた時の最初の思い出は、苦労する母親の背中だったという。
戦後81年間、日本が平和を享受できた要因について、古賀氏は先人たちの覚悟と決意、そして憲法9条の存在を挙げる。「憲法9条は世界に例のない、自由と平和を全うできた大きな財産だ。無くしてはいけない」と強調した。
一方で、時代に合わせた憲法改正の議論自体については「憲法とは国民が国に守らせるルールであり、変化する時代の中で議論し勉強していくことは為政者として一番大切な使命だ」と肯定的な姿勢を示す。しかし、その中でも「9条だけは絶対に守り通さなければいけない。先人が決めた決意であり、大切な宝だ」と訴えた。
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