小林剛(麻将連合)が退団し、入れ替わりで朝倉康心(最高位戦)の復帰が決まったU-NEXT Pirates。その2人と、チームメイトとして同じ時間を過ごしてきたのが、瑞原明奈(最高位戦)だ。小林という船長がいなくなったパイレーツ。瑞原は「不安な気持ちがとても大きい」と素直に心境を明かす。しかし、下を向いてばかりはいられない。再びパイレーツ号に乗船した朝倉、そして頼もしいUKコンビと共に、チーム3度目の優勝を目指す。
―昨期の個人成績は22位(▲72.3ポイント)。チームとしては8位(▲622.4ポイント)でレギュラーシーズン敗退に終わった。
とても苦しいシーズンでした。パイレーツは過去にも苦しい状況や、レギュラーシーズン敗退もしています。そういった経験はあるんですけど、その中でもポイントだけで見るなら一番苦しいシーズンだったと言えると思っています。
明確に大きな原因があってポイントが苦しくなったというよりは、1つ1つの選択が裏目に出たり、あるいは良くない選択をしてしまうことがあったり、それらが結果に直結して、マイナスが積み重なっていったように思います。
個人的なことを言うと、その前のシーズンまで何年か連続で個人プラスにできていました。その時と比べて昨期、自分のミスの割合が多かったかと問われれば、そんなことはないと思います。
むしろ個人的には、成長できているという感触はあります。だけどミスをしていることも事実で、それが結果に直結していることがそれまでに比べて多かったという印象です。麻雀は良い選択をしても悪い選択をしても、結果がイコールにはならないゲームなので、その精査は結果と切り離してひとつずつ自分で行っています。
―シーズン後、長年苦楽を共にしてきた小林剛さんの退団が決まった。今の気持ちは。
正直に言うと不安な気持ちがとても大きいです。麻雀の面ももちろんあるけど、それよりもチームとしてどうなっていくかというか、チームの方向性、方針みたいな部分ですね。やっぱりパイレーツは剛さんが軸でした。チームの中にずっとあった軸がなくなってしまった感覚はあります。
―その不安な気持ちは、みんなで埋めていくものなのか。
特に具体的な話はしていないんですが、もしかしたら、これから何か問題が発生したり、課題ができた時は、相談しながらやっていくことになると思います。本当に、漠然とした不安という感じなんですよ。今まで前にあった背中が突然いなくなってしまったことに対する不安ですね。
チームの中で明確な課題があったり、問題があるというわけではないので、また一からのつもりでチーム作りをしていく感じだと思います。私は全員とチームメイトの経験があるので、またここからコツコツと積み上げていけたらなと思っています。
―チーム編成は木下尚監督から事前に説明を受けていたのか。
監督には「剛さんが退団して、あさぴんを呼び戻すよ」としか言われていないですが、監督が思い描いていることというか、意思というか、そういうものはこの選択だけで伝わってきています。監督の選択が「こういう素敵な結果を生んだよ」というのを見せられるように、選手として成績を残さなくちゃいけないという気持ちです。
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