2025-26シーズンで鈴木優(最高位戦)は個人成績14位(+114.8ポイント)。8位と低迷したU-NEXT Piratesの中で存在感を示した。しかし昨期を振り返ってもらうと「本当に不甲斐ないシーズンだった」と語る。個人もチームも圧倒的に勝たないと満足しないのが“戦闘民族”。 3度目のチーム優勝、そして自身2度目のMVP獲得に向けて、闘志を燃やす。
―昨シーズンを自分の言葉で振り返るとどうか。
本当に不甲斐ないシーズンでした。個人としては、いろいろな人に「プラスしたね」「3ケタ勝ったね」と言ってもらえるんですけど、全然納得していないです。大事な試合に監督に起用していただいたんですけど、苦しい時にトップを取って、チームが「まだまだやれるぞ!」と思えるようにしたかった。そこで落とした試合がいくつかあったので、そこが悔しかったですね。
僕自身、パイレーツのエースだと考えている中で、思ったような活躍ができなかったという後悔があります。仕方がない部分もありましたが、そんな振り返りです。
―控え室も苦しい時期があったか。
そうですね。4人とも、なんて説明したらいいのかわからないくらい不運だったり、「こんなことが起こるのか」という苦しい結果が続いてしまう時期がありました。その時は控え室の雰囲気も暗くなりがちでした。
ただ、マイナスの感情や悪い結果でどんよりしてしまうと、またそういったものを呼び込んでしまうこともあると思います。そういう時にチームの雰囲気を変えられるような結果や、「自分たちは大丈夫」というような堂々とした立ち居振る舞いが求められると思います。今シーズンはそんなことを意識したいですね。
―小林剛(麻将連合)さんが退団となった。
剛さんの契約満了発表の後、感謝祭で一緒に全国を回りましたが、「本当に剛さんがいなくなっちゃうんだな」という気持ちがだんだんとわいてきました。少し不安だなというのが、とても正直な感想です。
それほど自分としては、これまでの4人が当たり前でした。剛さんがチームから離れて気づいたんですが、剛さんはチームに圧倒的な安心感をもたらしてくれていました。大事な役割を担ってくれていたんだと実感しています。
剛さんは控え室にいてもどっしりと構えていて、時には「もうちょっと喜ぼうよ~」とか思ったりもしましたけど、剛さんが作る空気感は、剛さんでしか生まれないんですよね。
ただ、そこで不安になるだけでは良くないと思います。今期は剛さんが離れてしまって、新チームで戦うことになりましたが、クルーのみんなにも一生懸命応援してほしいですし、そのためにも僕たちは「不安だ」とは言っていられません。今は、この新チームで勝ちたいという強い気持ちを持っています。
―入れ替わりで入ってきたのが朝倉康心さん(最高位戦)。新加入選手をどういう風に捉えているか。
僕は朝倉選手の才能と素質と麻雀力、全部を尊敬しているので、間違いなくチームの力になってくれると思います。チームとして強くなるんじゃないかなという楽しみな部分がありますね。
チームワークは大切にしていきたいなと強く思います。麻雀が強い4人が集まったから、それを利用して、もっともっとみんなで強くなれるような、成長が止まらないようなチーム作りが理想です。「個人的にみんな強いから」と話し合いをしないのではなくて、せっかくこの4人が揃ったので、みんなが成長していけるような話をしたいと思っています。
―控え室の雰囲気はどんな風になりそうか。
大きなリアクションをするのが仲林圭(協会)と瑞原明奈さん(最高位戦)で、僕とアサピンはどちらかというと、おとなしい方ではあると思うので、どうなるんですかね。ただ、どんな風であろうと、チームの雰囲気を良くしたいという思いに変わりないです。去年成績が良くなかったので、「今期はみんなではっちゃけようぜ」となるかもしれないですね。うるさすぎて怒られないように気を付けます。
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