―これまで多くの人に麻雀を教えてきた中で、永井さんはどんなタイプの生徒か。
好きな勉強をいっぱいできるタイプですね。サッカーでいえば、ミニゲームは子どもたちみんな好きですよね。でも「筋トレしろ」と言ったら全然やらない、みたいな(笑)。彼は好きな練習を、こっちが思っている以上にやってくれるタイプです。逆に、こっちが言ったことをやらない時は、今は勝ってくれたので厳しく言いますよ。「まあ、大丈夫ならいいけどね」みたいに嫌みっぽく言うとやります(笑)。もともと彼は体育会系だったので、やりやすかったですね。
僕は以前、塾で算数や数学を教えていました。国語や社会が好きな子に数学や算数を教えるなら、まず好きになってもらうところから始めないといけない。でも彼はもともと麻雀が好きなので、その点は良かったです。先輩風を吹かせてやっています(笑)。
―Mトーナメントでは、その永井さんとの直接対決も実現した。いつも以上に負けたくない気持ちはあったか。
普段、麻雀の対局自体にプレッシャーはあまり感じません。やることをやったら、あとは結果を受け入れるという感覚です。ただ、あの日だけは負けたくないなと思いましたね(笑)。当日はフラットでいつも通りでしたけど、周りからもいろいろ言われましたし、「負けたら面倒くさいな」と思いました(笑)。
―今期に向けて、どのような準備をしているか。
今はまず自分のプレーですね。夏はとにかく量を打つということです。シーズン中でも僕は練習をよくする方ですが、やはりシーズンオフの練習が大事です。今、指のタコがすごいことになっています。
―大量に打ち込むことで、どのような効果があると考えているか。
量を打っていると、調子のいい時、悪い時、普通の時を全部たくさん経験できます。調子のいい時にどう伸ばすのか、調子の悪い時にどうペースを変えるのか。いきなり試した作戦が全部うまくいくとは思いませんが、新しいゲームプランが思いつくこともあります。不調から脱出するには、量が第一だと思っています。僕はあまり落ち込まないので、落ち込んでいる人の気持ちはあまり分からないんですけどね(笑)。
―新しい選手も加わる。事前に対局を研究することはあるか。
Mリーグルールで打っているものなら見ますが、その選手が別のルールで打っている対局は、あえて見ないようにしたいと思っています。先入観を持ちたくないので。Mリーグで実際にどう打つのかを見てから考えたいですね。
―朝倉康心さん(U-NEXT Pirates)が復帰することについては、どのように受け止めているか。
対戦相手は全員、このオフの期間にもレベルアップすると思っています。自分の中に「この人はこういう打ち方をする」というイメージがあったとしても、それを更新していかなければいけない。朝倉さんについても同じです。今まで持っているイメージを更新するようにして、他の選手との試合も見ながら考えていきたいと思っています。
―久しぶりに対戦できることへの感慨はあるか。
すみません、特にないですね(笑)。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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