―そこから再び麻雀を楽しめるきっかけはあったか。
シーズンが終わって最初の放送対局に出た際に決めたのが、とにかく「自分のためだけに打つ」ということでした。応援してくれる人のためとか、見てくれる人に楽しんでもらうためとかではなく、自分が麻雀を楽しめなくなっていたので、「ここには自分しかいないし、自分がしたいように打とう」と。
結果はどうでもいいから、とにかく目の前の対局を楽しむ。それをすごく意識していました。そうしたら「少し麻雀が楽しいかも」と思えたんです。結果的に優勝という結果が伴って、いいリフレッシュになりました。今後もしんどくなってしまったときはこのメンタルを忘れずにいたいなと思っています。
Mリーガーは人に見てもらってなんぼだというのは分かっています。でも「自分のためだけに打つでいいや」と思えることも、自分が麻雀を嫌いにならないためには必要なのかなと思いました。
―Mトーナメントの頃には、苦しかった状態から抜けられていたか。
そうですね。自分のことしか考えずに打とうと思って卓に座っていました。
―昨期の苦しい時期、チームメイトに救われたことはあったか。
チームメイトはずっと一貫して優しかったです。セミファイナルの最終日は滝沢さんがトップを取ってくれて、そのあとの第二試合、自分は出場予定じゃなかったのですが試合に出させてもらって。滝沢さんのおかげでチームの成績を気にせず打つことができました。その試合で私もトップを取れたので、結果も含めてありがたかったですし、嬉しかったですね。
結果に苦しんでいるときも、打牌の内容を責められるということもありませんでした。選手は選手の心理をよく分かってくれているので、本人は本人で反省して振り返るだろうし、余計なことを言わないというか。すごくありがたかったですね。
―今期は朝倉康心さん(U-NEXT Pirates)がMリーグに復帰する。どのような印象を持っているか。
朝倉さんは、私がMリーグでデビューした初戦の相手でした。2着を争っていて、朝倉さんに牌を絞って2着を取れたんですが、その打ち方を視聴者の皆さんに称賛してもらったことがありました。
視聴者は「この子ちゃんと麻雀できるの?」という疑いの目があったと思うのですが、「あれ?意外といけてない?」という評価をSNSでされていたように思います。
そういう特別な試合を戦った相手なので、他の新加入選手よりも特別に考えてしまいますね。また対戦できるのが楽しみです。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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